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秋分の日について

9月は祝日が2回。今年2008年は15日に「敬老の日」、それと23日に「秋分の日」。

「秋分の日」は9月23日に決まっている、と思っている人多いようですね。
たしかに、ここ30年くらいは9月23日でした。
でも実は、「秋分の日」って何月何日って決まってない、正確には決められない、
ということなのです。

元々秋分の日は正確には「秋分日を国民の休日とする」という法律に基づくもの。
秋分日は春分日と共に「年に2回ある、昼と夜の時間が同じ日」のこと。

昼と夜の時間って、当然観測によって測定される訳で、地球の動きとか太陽の状態
とか、未来永劫変わらないと保証できないものだから、毎年ちゃんと観測して、
春分日と秋分日をきめています。決めているのは国立天文台で、毎年2月に翌年の
「春分日」「秋分日」を決めて、その日を「春分の日」「秋分の日」として閣議で決定
して官報で公表しています。意外とギリギリ・・・。

ですから、3年後以降の「春分の日」「秋分の日」は、正確には「春分の日予定日」
「秋分の日予定日」ってことになりますな(笑)。

ただ、地球とか太陽とか、そう簡単に動きが変わる訳もなく、計算による春分日と
秋分日が実際の観測におけるそれと違うことはほとんどないそうです。
当サイトのAriDateは「万年カレンダー」を標榜していますが、「春分の日予定日」
と「秋分の日予定日」を天文学的な計算で求めているだけで、厳密なことをいうと、
「万年カレンダー」なんてものはこの世には存在しないのです。。。
でもさ、官報を待ってたら「2年カレンダー」になってしまうじゃないですか・・・
かっこ悪い・・・(ToT)

太陽が急に大きくなって地球の軌道が変わったりすると、計算式が使えなくなって
春分の日と秋分の日が正しく表示されない、なんてえことが起こるわけで・・・。
まあ、そうなったら、WEBカレンダーどころじゃないわな、世の中が(笑)。

2008-08-27 01:56
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